Gさん:20代 男性の方
ご相談内容
数年前から、服やアクセサリーを購入するためにカードを利用するようになりました。リボ払いにすると、月々の返済額もそれほど多くないために、急にお金持ちになったような気分になってしまい、ついつい高い服などを買うようになっていってしまいました。
リボ払いもいくつも重なってくると、月々の返済額も6万円を超えるようになり、給与での支払いができなくなってきてしまいました。その後は、新たにカードを作ってお金を借りて、返済に充てるという負のスパイラルに陥ってしまい、結局200万円近い借金が残ってしまいました。
返済が不可能だということは分かっているのですが、私のようにまだ20代で破産をしてしまうことで、どんなリスクがあるのか分からず不安です。
解決内容
まず、月々の返済額と収入、そして家賃や食費などの月々の支出を整理し、任意整理による解決ができないかどうか検討しました。しかし、Gさんの手取り額を前提として、200万円の返済を行っていくことはやはり難しいだろうという結論に至りました。そこで、Gさんに、自己破産を行った場合のデメリットについて丁寧にご説明したところ、Gさんも納得し、「それであれば自己破産をしたい。」とおっしゃりました。
そこで、東京地方裁判所に自己破産の申立てを行い、その結果、3か月ほどで免責許可の決定が出され、無事借金はゼロになり、Gさんは生活を立て直すことができました。
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