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解決事例のご紹介

自己破産の解決事例

【事例2】離婚後、元夫から養育費が支払われず、生活費のために複数のクレジットカード会社から借り入れをしてしまい、返済困難となってしまった方のケース。口座凍結を回避しつつ、無事免責が認められた。

Eさん:30代 女性の方

ご相談内容

数年前に性格の不一致が理由で離婚したのですが、その際養育費についての取り決めししていませんでした。
そのため、元夫からは今まで一度も養育費を支払ってもらったことがありません。

女手ひとつで娘を育てるため、いくつものパートを掛け持ちしていましたが、どうしても生活費が足りないときなどにクレジットカード会社から借り入れをしていました。

その後、持病が悪化したため仕事を休まなければならなくなり、カード会社からの借り入れが増えてゆき、返済も難しくなってしまいました。知人や家族などから援助を受けるなどしてなんとか返済を続けてきましたが、今月とうとう月々の返済ができなくなってしまいました。

解決内容

クレジットカード会社への返済期限が3日後に迫っていました。また、銀行系のカードローンも使っていたため、銀行口座が凍結され、口座内の預金と借入金とを相殺されてしまうおそれがありました。そこで、まずカードローンカード会社の母体となる銀行の預金口座内にあった数万円の預金を引き出してもらいました。なお、この預金は、生活費として使用してもらうことにしました。口座内の預金引き出しが完了したことを相談者の方から連絡してもらい、その直後に、債権者からの督促が相談者の方のところへ行かないよう、すべての債権者に対して受任通知を発送しました。
その後、約3か月かけて自己破産申立ての準備を行い、裁判官面接では、借入れの原因や返済できなくなってしまったのが、元夫による養育費の不払いや持病の悪化であることなどを丁寧に説明し、無事同時廃止が認められ、その約3か月後には免責許可が認められ、相談者の方は無事に借金のない平穏な暮らしに戻ることができました。

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