【事例３】クレジットカード会社からの督促を無視した結果、法的措置を取られてしまった方のケース。すぐにカード会社と交渉を行い、無事に分割払いによる和解が成立。

クレジットカード会社４社から総額２００万円近い借り入れをし、返済ができなくなってしまいました。

もう１年近く返済しておらず、督促のハガキや電話もすべて無視しています。
１社からは裁判を起こされましたが、出席しませんでした。その後判決書が郵送で送られてきましたが、怖くて中身は見ていません。
転職して、今はそれなりの収入があるので、時間をかければ２００万円の返済も難しくはないと思います。
ただ、これまで無視し続けてきてしまったので、自分ではどうすればいいのか分かりません。

ご持参いただいた裁判所からの郵送物を、ご本人の了解の上で開封してみたところ、予想どおり、欠席裁判による敗訴判決でした。このままだと、預金口座や会社の給与を差し押さえられてしまうリスクもあったため、すぐに債権者に連絡をして、和解の交渉を開始しました。

すでに１年近く滞納していたことから、当初は、カード会社の担当者も、相談者の方の返済意思についてかなり懐疑的でした。しかし、現在のお勤め先、手取り額、家賃等の月々の支出額等についてすべて開示した上で、本当に返済していく意思も能力もあるということを説明し、無事すべての債権者との間で和解を成立させることができました。